盆栽(長寿梅)の表面に苔を自生させたく連絡致しました。 初めての試みで何をどうしたらいいのかわからないのですが…。 商品名 山苔(アラハ)パックL   商品番号 NPAR−L @¥360− を直径φ13cmの容器×2に植えたいのですが、2箱で間に合いますでしょうか? また、購入後のお話をしたいのですが、表面に乾燥苔がありその上から、山苔(アラハ) をのせるだけで自生するのでしょか? ------------------------------------------------------------ >商品名 山苔(アラハ)パックL   商品番号 NPAR−L @¥360− >を直径φ13cmの容器×2に植えたいのですが、2箱で間に合いますでしょうか? 容器番号 SA−410−45パックのサイズは サイズ 外寸 190×120×45mm 内寸 170×100×40mm 容器と蓋は連結し、蓋は透明で15個穴。 直径13cmの面積が0.0133u パック内寸の面積が0.0170u なので、2パックで足りる量になります。 >また、購入後のお話をしたいのですが、表面に乾燥苔がありその上から、山苔(アラハ) >をのせるだけで自生するのでしょか? 苔の上に苔を載せるというのは少し荒っぽいと思います。 表土に苔が定着(密着)できないと 苔が浮いているよう状態で、 表土から放出される水分を取り込めませんから 乾燥しやすく、やがて褐色化してしまうと思います。 乾燥したコケが不要であるのならば これを取り除いて、 表土だけでも土質を良くしたいところです。 一般にははりゴケかまきゴケで定着させます。 はりゴケは表土にはり付けます。 山苔の裏側の褐色部分をできるだけ切り落として 苔を薄く整形し、これを表土に張ります。 環境への適応に植え付け後に変色を起こすことがあります。 生育環境に問題がなければ通常は数ヶ月で回復します。 まきゴケは苔を粉砕して表土に蒔いて、 新芽を育てます。 当初は表土をベタ掛け材やペーパーで覆うと 乾燥を防ぎ発芽を助けます。 山苔はまきゴケで殖やしやすい苔で この時期であれば難しくはありません。 せっかく古い苔を剥がし、 山苔に張り替えても これが確実に定着するのかも心配かと思います。 まきゴケでは発芽したばかりの新芽は弱く、 植え付けてから3ヶ月目ぐらいまは丁寧な管理が必要になります。 そこで別の植木鉢やプランターで新芽を育てて 数ヶ月後にこれを移植するのも良い方法です。 盆栽と同じ環境(場所)に置いて育てますから、 移植後の変色が起こりにくく、 またはりゴケよりも均一なマットになります。 3〜6ヶ月では苔の密度や丈はありませんが 植え替えてからも失敗無く育ってくれます。 盆栽や盆景に山苔はよく使われます。 小さな鉢ならば同じ山苔のホソバオキナゴケもお勧めです。 アラハより密度があり繊細な印象の苔です。 植え付け、管理についての詳細はホームページをご覧下さい ベタ掛け材 ペーパー まきゴケ法 はりゴケ法