>苔だけを盆栽の様に鉢で育てられるのでしょうか。 >また、8月の日差しの強い時期の育て方はどの様に >すれば良いのでしょうか。 ------------------------------------------------------------------------ 苔盆栽 鉢や器で苔を育てて鑑賞するもので 山野草とともに販売されているものをよく見かけます。 スナゴケなど栽培しやす、ボリュームのあるコケがよく利用されるようです。 排水性と保水性のバランスが良い用土を作り、 はりゴケ、まきゴケ、移植法など 苔の特性や用途、目的、管理の環境に適した植え方を選びます。 まきゴケは時間と手間が掛かりますが、きれいなマットに育ちます。 はりゴケは密生したマットや苔の塊(コロニー)を植え替えるだけ作業なので 植え付けと同時にきれいな作品が完成します。 これは苔の生育履歴(育ってきた環境など)が植え替えた場所の環境に合わないと 短期間で葉の変色などを起こすことがあります。 コウヤノマンネンゴケやカサゴケなど苔の特性で 移植法が最適な苔もあります。 いずれの植え付けも簡単な作業ですが、 その後の管理の仕方に違いがあります。 8月の日照対策 鉢植えやプランターは移動が可能なため 露地植と違い夏の管理は容易です。 風通しの良い日陰地へ移すか 遮光ネットやよしずなどを使えば 日照対策はできます。 夏は気温の上昇と湿度の上昇による蒸れに注意が必要で、 上記の通り、風通しの良い日陰地に置いて、 早朝か夕方にたっぷりと水を与えます。 陽の当たる場所(或いは日中)や、 温度が上昇するような時間の水やりは危険なので注意して下さい。 また、部分的な蒸れは秋になれば充分に回復が期待できますので それほど神経質になる必要はありません。