──────────────────────────────────── 問合せID : 受付日時 : 2014/05/02 ──────────────────────────────────── お問合せ内容 :  庭の片隅に植えるにはシッポゴケのパックとポットとどちらが良いでしょうか ──────────────────────────────────── 通常はポット商品をパックに入れ替えているため 同じ商品となりますが、 現在ポット商品が品切れのため、 パック商品には大きなパレットで栽培したオオシッポゴケを詰め直しています。 この苔の特徴として、どうしても土が取れやすいため パレットから移し替えたパック商品ではポットのような栽培時の土がなく、 そのまま簡単に移し替えることはできません。 庭に植え替えるだけであればポットをそのまま植え替える方が簡単です。 これに対して、現在のパック商品の場合は ピンセットなどで10本ぐらいずつを移植法で植えることになります。 また現在のパック商品は、 移植法で植えるよりも 育苗箱などでのまきゴケのたねに適しています。 まきゴケのたねであれば 1〜2パックで30cm×40cmくらいのたねゴケになります。 4〜5月ころに撒けば梅雨ごろには小さな芽が見られまづので、 9月ぐらいまで育苗箱で大事に育て、 ある程度密生してから露地に植え替えてやります。 秋雨のころは苔も良く育つので、 寒くなるまでにしっかりと育ててやります。 まきゴケの方法はHPのスナゴケとほぼ同じで、 管理場所は日景が適しています。 シッポゴケは上に生育する苔のため ほふく性のハイゴケやシノブゴケ、コツボゴケとちがって 横への広がりに時間が掛かります。 石組みなどのポイントとして植えるのであればポットでの移植法が適していますが、 ある程度の面積に定着させるのであれば 「まきゴケ」で育てる方が良いかと思います。