──────────────────────────────────── 問合せID : 00000007 受付日時 : 2014/05/02 00:25:42 ──────────────────────────────────── 件名 : スナゴケの変色について お問合せ内容 : 先日購入しましたスナゴケについてお聞きします。 小鉢に張り付けましたが、部分的に変色(うす茶色)が目立ちます。 環境の変化か蒸れが原因なのでしょうか 変色部分は、カットしたほうがよいのか引き抜いたほうがよいのでしょうか。 ──────────────────────────────────── 一般的に苔は環境の変化に弱いもので よくあるのは植え替えてまもなくすると 葉先が褐色化したり、全体がくすんできたりします。 まず少々の変化についてはさほど気にすることは無く 刈り込みなどの必要はありません。 しかし小さな鉢はどうしても水分が奪われやすく、 安定した空中湿度を維持するのも容易ではないため コケにとっては厳しい生育環境といえます。 鉢植えの場合、大きな育苗箱や庭植とくらべると すこし保護が必要になるかも知れません。 まず空中湿度を保つこと。 軽い不織布を被せてやるのは効果的です。 最初は日陰に置くなどして直射光を余り当てないようにする。 しかしこの保護が過ぎると過保護となり、 丈夫な苔を育てることができなくなります。 特に水のやりすぎは良くありません。 かなりの変色が見られる場合は 環境や栽培方法に根本的な問題があると考えるべきかと思います。 お問い合わせの対策にもなるとおもいますが スナゴケの移植時に必ずやらなければならないのは 目土(めつち)入れです。 目土を入れることで表土の乾燥を防ぎ、 強い陽射しからも守られるため新しい芽が育ちやすくなります。 目土の作り方、施工、その効果についてはHPをご覧下さい http://mossplan.co.jp/moss/tokko/diary3024.html  目土の作り方 http://mossplan.co.jp/moss/tokko/diary3034.html  スナゴケのはりゴケ法 http://mossplan.co.jp/moss/tokko/diary3027.html  スナゴケのまきゴケ法 急ぎご案内まで