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生態分類 やぶこうじ科ヤブコウジ属  木本植物低木  常緑 
別名 十両(ジュウリョウ)・紫金牛(コウジ)
原産国 日本

■利用形態 平面  法面
■カバーの様式 地下茎による株の増殖 茎、枝の伸長
■植付数量 44POT〜25POT/u
■被覆速度 普通
■繁殖方法 株分け 実生 さし木
■鑑賞 実  樹姿
■植栽可能地域 日本全土
■生育条件
■耐性
積雪   強い
乾寒風   普通
暑さ   強い
潮風   普通
■鑑賞姿高 15〜20cm
■形態的特徴 茎は直立してほとんど枝分かれしない。厚くツヤがある。
■その他
参考書籍等 日本植木協会 グランドカバープランツ ワールドグリーン出版
育てる調べる山野草2525種 栃の葉書房

日本各地に分布。固定園芸植物でコウジと呼ばれている。日陰地、半日陰で良く育ち、明るいところでは日焼けを起こすこともあります。4月から10月頃までは半日陰、夏は暗め。繁殖は地下茎を分けておこなう。剪定はほとんど不要で、丈夫で育てやすく、日陰に適する代表的カバープランツ。乾いたらたっぷりと与え、水はけが良ければ過灌水の心配はない。夏に白い花を下垂させる。耐寒性にも優れている。園芸品種が多く明治、大正の頃は100種あり、現在はやく半分。花車亀鶴(きかく)三保の松天の川白王冠(はくおうかん)白牡丹、糸覆輪、黄金花、亀の子、君ヶ代、高輝冠(こうきかん)、紅雪、御所車、千綱、伊達、千代田、縮緬(ちりめん)、波の光、日の出、不二、宝冠、屋島、日の司(ひのつかさ)、御代錦(みよにしき)、ヤクシマヤブコウジ(矮小)などがある。

 ・ヤブコウジの露地植え
朝8時頃までは陽が当たり日中は陰になるような、乾きすぎない環境が理想的。かなり暗い場所でも育つ。

 ・ヤブコウジの鉢植え
株分けとさし木が基本。実生は通常おこわなわない。年に2回新葉をだす。剪定は2月の新葉の時期と6月下旬におこない、このとき植え替え。用土は鹿沼土8,軽石2。ミズゴケ単体でも可能。
 ・ヤブコウジの苔玉作り
一般的な苔玉作りと同じです。はじめにヤブコウジをポットから取り出して余分な根土は落とします。 軽く湿らせた樹皮培養土またはミズゴケにマグアンプKなどの緩行性肥料を10粒程度混ぜ、これを新聞紙の上で手を広げたぐらいの大きさに広げてておきます。ここにバーミキュライトと土を半々に混ぜたものをのせて、形を整えたコグマザサの根をおきます。樹皮培養土ごと根を包み込みます。難しいようならば新聞紙ごと持ち上げて新聞紙で包んでしっかりと形を整えるようにします。
 この 元玉を糸で巻き上げていきます。置いた元玉に横方向に数回、糸を巻き付けます。樹皮培養土が崩れないように手にとって、今度は斜め縦方向に糸を巻き上げていきます。元玉の底部はとくに丁寧にむらなく巻きあげますが、全体の形を整えながら糸を巻きあげるのがコツです。元玉の底を平ら整えます。
  元玉の上から生苔を黒糸で巻き上げて完成です。苔玉を水に浸して水をたっぷりと含ませます。苔玉は重さで土の乾き具合が分かります。笹の根は乾燥に弱いのでlこけだまが軽くならないよう注意してください。

管理


園芸品種ヤブコウジ8種類の画像集(各画像をクリックしてください)
image0005 普通株 の画像は左画像をクリック
image0000 天の川 の画像集は左画像をクリック
コンペの代表種。夏葉はコンペが少ない。
白牡丹 の画像集は左画像をクリック
花車 の画像集は左画像をクリック
緑コンペ
白王冠(はくおうかん) の画像集は左画像をクリック
コンペが少し出て、新芽はピンクを帯びる
image0003 亀鶴(きかく) の画像集は左画像をクリック
image0004 三保の松 の画像集は左画像をクリック
黄緑色が鮮やかで目立つ
大玉 の画像集は左画像をクリック

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