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生態分類 | キボウシゴケ科 シモフリゴケ属 コバノスナゴケ | |||||
学名 | Racomitrium Barbuloides | |||||
名称、別名等 | 砂苔 、スナゴケ エゾスナゴケとともにスナゴケとして扱われる |
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分布 | 北海道〜九州、朝鮮、中国 | |||||
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■利用形態・用途 | 平面 庭園材 | |||||
■カバーの様式 | 3〜8cmの直立 生育密度は普通 | |||||
■植付数量 | 12POT〜40POT/u | |||||
はりゴケ法 | 1.0u/u 40POT/u | |||||
まきゴケ法 | 0.3u/u 12POT/u | |||||
移植法 | ||||||
■被覆速度 | 普通 | |||||
■繁殖方法 | はりゴケ まきゴケ | |||||
■鑑賞 | 被覆面 グランドカバー 葉色 草姿 | |||||
■植栽可能地域 | 日本全土 | |||||
■生育条件 | ||||||
■耐性 | ||||||
日照(紫外線) | 強い | |||||
積雪 | 強い | |||||
乾寒風 | 強い | |||||
暑さ | 普通〜やや強い | |||||
潮風 | 普通 | |||||
■鑑賞姿高 | 3〜6cm | |||||
■生育環境 | 陽当たりの良い岩上 砂や礫の多い土上 | |||||
■形態的特徴 | 葉は羽状によく分枝 葉は茎にたくさん付ける。3cm以上に伸びると、その枝先3cmくらいは緑色で、枝下は褐色化がよくみられる。 | |||||
■その他 | ||||||
参考書籍等 | 日本の野生植物・コケ 平凡社 | |||||
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日本各地に分布。園芸ではエゾスナゴケとともにスナゴケとして扱われていますが、多くの場合はエゾスナゴケに混ざって流通しており、コバノスナゴケを積極的に庭園材として扱うものではありません。 見た目の印象や生育環境はエゾスナゴケと似ており、混ざっていてもそれほど違和感はありませんが、3cm程度の丈で生え揃うスナゴケと比べると、丈が長いため粗い印象になります。 湿った場所でなら直射日光があたるところでも育ち、寒さに強く剛健。 夜露、朝露があたるような開けた場所を好むので、樹木の根元などへの植え付けは避ける。 屋上での緑化素材としては不明。 ・露地植え=スナゴケと同じ はりゴケ法かまきゴケ法。明るい場所を選び、畑土と川砂を半々程度と多めに混ぜ、水はけの良い土にします。スナゴケと比べて丈が長いので、目土入れは効果的。水やりは早朝か夕方。日陰地ならば水やりは控えめにする。毎日の水やりは必要としない。 殖やすのであればまきゴケがお勧め。充分に乾燥したコケを手で強く揉んで粉砕し、これをたね苔にします。最初の目土は川砂(または山砂)単体にし、薄くまきます。 ・鉢植え=スナゴケと同じ 用土は水はけが良くなるよう川砂や赤玉土、軽石などを混ぜます。植え付け当初は陽当たりの良い場所はさけ、風の当たるような場所での乾燥に注意します。日陰地、湿潤な環境は良くないので、徐々に明るい場所に適応させていきます。 管理=スナゴケと同じ 苔としては扱いやすく殖やすのも容易。スナゴケよりは丈が伸びますが、徒長抑制の必要はありません。適期的に苔目土を入れてやると発芽数が増えて効果的です。水やりは早朝か夕方にたっぷりと与えます。日中、特に夏期に陽が当たっているときの水やりは蒸れを起こすので厳禁。 |
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