室内は乾燥しており苔玉が育つのには厳しい環境になります。乾燥しないように水をやっていても元気がなくなことがあります。苔は普通の植物のように根から直接水分を吸収するのではなく、空中の湿度で育ちます。噴霧器でいくら水をやっても苔玉の表面は乾燥にさらされているのかもしれません。腰水は苔玉に安定した水分の供給するとともに、苔玉周辺の空中湿度を安定させます。
腰水

腰水とは水に苔玉を浸して育てる水耕栽培のようなものです。
ガラス、陶器など素材は何でも良いのですが、薄く水が張れるものを用意してください。
水に接していればよいので、水のやりすぎに注意します。
敷石、化粧砂を入れる

水に直接触れている部分の苔は生育が悪くなり、見た目にもよくかりません。
容器に化粧砂を入れて水に直接ふれる面積を小さくします。またたっぷりの水を入れることができるので手間がなく、蒸発により安定した水分の供給ができます。
画像は軽石の細粒です。植物の根腐れを防ぎ、防臭、防虫効果、マイナスイオンの排出などが期待できるつぶ備長炭もお勧めです。
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