まきゴケの時期 | ||
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準備するもの | |||
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庭へのまきゴケの場合 ・ 川砂(または山砂) ・ピートモス、バーミキュライト ・赤玉土細粒など ・ スコップ ・ たね苔 プランター鉢植えの場合 ・ プランター・植木鉢・挿し芽箱など ・ シャベル ・ たね苔 ・ 用土(鉢底用の赤玉土、川砂、黒土、赤玉土(鹿沼土)細粒、バーミキュライト、ピートモス、樹皮培養土など) |
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土を作る | |
コツボゴケは水はけのよい土を好みます。庭植の場合は川砂、ピートモス、バーミキュライトを混ぜながら庭土を充分に耕します。赤玉土細粒、鹿沼土細粒も良い土になります。斜面へのまきゴケは雨で苔が流されてしまい発芽できません。まきゴケは平らな場所で行い、斜面部分は「はりゴケ」にします。 プランターや植木鉢の土作り 鉢底に鉢底土(軽石、ゴロ土や粒の大きい鹿沼土、赤玉土、底部用土)をいれます。黒土、川砂、ピートモスを混ぜて用土にします。樹皮培養土単体でも用土になります。 まきゴケは植えてから新芽を伸ばし、ある程度密生するまでの管理が大事です。庭植に比べプランターや鉢植えは管理しやすくお勧めです。 |
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たね苔(生コツボゴケ) | |
新鮮な生苔を用意します。乾燥していても鮮度に関係はありません。苔を手でほぐします。 機械で粉砕 大量の粉砕は園芸用の粉砕機が便利で、細かく粉砕することができます。直立するスナゴケやスギゴケは芽数を増やすために細かく粉砕しますが、ほふく性で生育の早いコツボゴケはあまり細かく粉砕してもそれほど芽数は増えないようです。粗くほぐれる程度に調節してください。 |
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まきごけ手順 | |||
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基本作業は排水性をよくした土に、ほぐしたコツボゴケを撒いき、薄く目土をかけます。露地植、プランターとも基本的な作業は同じです。ここでは挿し芽箱への植え付けで説明します。 @ つぶの大きな赤玉土か鹿沼土を底に敷き詰めます。黒土に川砂やピートモス、バーミキュライト等を混ぜた用土を入れます。樹皮培養土単体でも用土になります。 A 手でほぐした苔をあまり重なりあわないように、丁寧に敷き詰めてください。 B 目土をかけてから軽く鎮圧します。風で飛ばされたり、水圧で動かないための重石としての役割があります。また、直射光を遮り、表土の乾燥を防ぎます。目土が多すぎると発芽を阻害します。一回の目土は1uあたり5〜6リットルほどの少量で充分です。 C 水やりは苔が流されないように丁寧に、そしてたっぷりと与えます。乾いたからすぐ枯れると言うことはありませんが、ある程度生えそろうまでは土が乾かないようにします。植え付けて一ヶ月ぐらいまではキッチンペーパーやビニール、ベタ掛け材(園芸用)で覆うのも効果的です。但し蒸れは起こさないよう注意して下さい。 |
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管理 | |
一ヶ月ほどするとポツポツと小さな芽が伸び始め、2〜3ヶ月である程度生え揃ってきます。表土は乾燥しやすいので、乾燥を防ぐためにも薄く目土を加えます。キッチンペーパーを被せるのも効果的です。右右はペーパーが数日で崩れた画像。取り除く必要はありません。 ・ 目土・・・・・・通気性が良く軽い目土を苔に薄く被せることで、表土の乾燥を防ぎます。,また強い日照からも苔を守るります。まきゴケでの目土は必ずおこなうようにしてください。目土は苔の中に入り込み、また水で流されて苔が露出してきます。ほんの少量でもよいので、定期的に薄く目土を加えます。 ・ キッチンペーパー・・・・・ キッチンペーパーを被せておくことで表土の乾燥を防ぎ、安定した発芽が期待できます。丈夫で崩れにくいキッチンペーパーだとかえって発芽を阻害してしまいます。薄く崩れやすいペーパーを使います。ペーパーを被せたまま水やりをします。ペーパーすぐに崩れることもありますが、パルプなので取り除く必要はありません。 厚みのある丈夫なキッチンペーパーは崩れることがないため、被せたままにしておくと日照が不足したり、カビや蒸れも起こします。厚いペーパーを使用するときは、乾燥しやすい日中だけ被せて、夜は剥がすなどの管理が必要です。 ・ 被覆資材・・・・・ホームセンターで販売されている軽くて薄い園芸資材です。プランター全体に被せることで、乾燥した室内でも安定した空中湿度を維持できます。寒冷紗なども被覆資材になりますが、これは屋外での管理に有効です。屋外にプランターを並べ、トンネルパイプの上から被せます。降雨での雨の跳ね返りには特に有効で、屋外管理ではお勧めです。 ・ 水やり・・・・・・水やりのたびに水圧で苔が動くようでは、新芽は出てきません。霧吹きを使うなど丁寧な水やりが必要です。キッチンペーパーの上からの水やりは効果的です。 |
まきゴケでの発芽 植え付けてから100日目ほど 植え付けて13ヶ月 マットに厚みはありませんが 充分に植えかえはできます |
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