HPのトップへ戻る
苔図鑑
苔の通販
通販商品の一覧
苔園芸 植付と管理
苔のクローズアップ
苔散策・街散歩
道ばたの苔
庭園の苔
モスプラン圃場の植物
通販からのお知らせ


混生(MIX)ポットLLの植付け


                      モスプランのスギゴケ圃場

■混生(MIX)ポットLLの植え付けポイント
  混植LLポットは圃場で栽培、出荷しています。ポット商品なのでそのまま育て維持することもできます。表土に並べるだけでもコケを育てることはできます。しかしその土壌である庭土や畑土は、長く耕さないでいると固く締まってきます。苔の張り替えなどがない限り、下の土は確実に固く締まってくるわけで、水はけの悪い土地にはどんな苔も定着できません。

植え付けポイント@は土壌改良
庭土や畑土に山砂、川砂を混ぜるだけでも土質は変わります。パーライトやバーミキュライト、赤玉土、鹿沼土なども水はけを良くします。

植え付けポイントのAは苔目土
苔を並べ終わったら少量の目土(めつち)を苔の中に入れます。どんな苔の植え付けでも苔目土は有効ですが、混植も同じです。目土は表土の乾燥を防ぐとともに、新芽を強い日照から守ってくれます。また土に根を張らない匍匐(ほふく)性の苔には重しとなって苔を安定させます。

■土作り 

水が溜まるような窪地や降雨後に水が流れるような場所はさます。長く陽が当たる場所も乾燥しやすく適していません。植える場所を決めます。草取りを十分に行い、必要であれば除草剤を使って枯らします。土壌改良材を加えて良く耕します。水はけのとても悪いところであれば表土を一度どけて、バラスなどを敷いて水はけを良くします。通常は表土10cmくらいに山砂を多めに混ぜるだけでも土は締まりにくくなりかなりの効果があります。土壌改良材としては山砂、または川砂。ピートモス、バーミキュライト、パーライト、赤玉土、鹿沼土など。深さ10cm位に混ぜます。、軽く通気性、保水性のバランスの良い土作りをします。



■植え付け

ならした表土に苔を並べていきます。広げた手のひらにポットをひっくり返して苔を受け止めます。これを丁寧に表土に並べていきます。植え付け作業はこれだけです。

目土作業

山砂はフルイにかけて粒の大きな物は取り除いておきます。山砂がない場合は川砂で代用できます。これにバーミキュライト、黒土を基本目土にします。ふるいにかけた山砂単体でも目土にできますが、砂が重いため撒く量は少量。 軽く通気性の良い目土でも、厚く入れすぎると新芽の生育を阻害してしまいます。少量の目土を必要に応じて撒くようにします。



■鎮圧をかける
@ 表土との密着を目的に苔を踏みつけて鎮圧を行い苔を安定させます。踏みつけ程度では表土との密着という意味では実際にはそれほどの効果はなく、スギゴケなら700kgローラで鎮圧しないとその効果はないほどです。

A 鎮圧はの苔の成長に効果があります。
鎮圧しない苔はフワッとボリュームをもって成長し、見栄えも悪くありません。しかし多くの苔は徒長を抑制し小さく育てるほうが丈夫な苔になります。スギゴケは植え付けて2年目くらいから大きく徒長しますが、これが倒れると表土に陽がとどかず蒸れて新芽も出なくなります。自生のヒノキゴケは疎で大きくボリュームがありますが、京都の祇王寺のヒノキゴケは小さく生育密度があります。
苔植物にとっては適度な踏みつけは徒長抑制効果があり、苔を丈夫に育てます。苔庭を大事にして一切踏み入れをしない方がいます。確かに日常の不要な踏みつけはよくありませんが、落ち葉掃除などで踏みつけは問題ありません。履き物は凹凸のある靴はさけ、そこのすり減ったような平らなサンダルで行います。乾燥ているときは軽く水やりをしてから踏みつけてください。
■ 散水 

    鎮圧作業が終わったら最後にたっぷりと水やりをします。土壌改良した土はまだ軟らかいため、たっぷりと水やりをしたあとで踏みつけを行うと鎮圧のかけ過ぎになるので注意してください。 水やりは丁寧に行います。泥はねするようだと新芽を傷めます。 普段の水やりは早朝か夕方おこないます。夏の日中は蒸れを起こしますので、特に猛暑の頃の水やりには注意してください

■ 管 理
  目土・・・・は表土の乾燥と強い陽射しを防ぎ、発芽を促します。施工後も必要に応じて少量の目土入れをしてください。
   散水・・・・早朝と夕方にたっぷりと与えます。蒸れを起こすので夏の日中の水やりは厳禁です。
   除草・・・・雑草の芽が小さいときにこまめに取り除いてください。作業時はゴム草履や底の平らなサンダルなどの履き物が適しています。乾燥した苔は折れやすいので、作業前には軽く水やりをします。適度な踏みつけは、コケの徒長を抑制し、発芽も促しますので作業時の踏みつけをあまり気にする必要はありません。雑草の芽が一斉に発生した場合は除草剤(プリグロックスL)を使います。コケに薬害が出ますので曇った日に通常より薄めて(150倍程度以下)使い、コケには集中的に掛からないようにします。
越冬・・・・雪や寒さには強いのですが、乾燥した寒風に弱いのがコケです。空っ風の吹くような地域であれば寒冷紗が効果的です。冬はベタ掛けで蒸れる心配はありません。春は最低気温が0度、日中の気温が10度を超えるようになったら早めに外してください。